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2009年3月22日 (日)

東京大学と日本共産党

 私が経験している限りでの、東京大学と日本共産党の在り方について、書かせて貰います。

 私は、1954年に、東京大学教養学部理科Ⅰ類に入学しました。第5世代コンピューターで有名になった、渕一博(当時は、渕一恵と言っていました。駒場寮美術サークルの部屋にいました。)なども含めて、学生の圧倒的多数が、日本共産党系の基地反対デモなどに、参加していました。また、国会議員などの選挙では、日本共産党公認の立候補者に、投票していました。

 最近は、年に、1回、駒場寮で一緒にいた者たちが、集まっています。そこで知ったことですが、今でも、日本共産党を支持している者は、アニメ映画監督で有名な、高畑勲と私だけになっています。12名一緒に暮らしていたのですから、年齢で前後合わせて、20名位の中においてです。減りましたね。

 駒場寮の存在が大きく影響していたと思います。美術サークルの部屋でありましたから、ごく一般的であったと思います。

 私は、永い年月、東京大学に在籍して居ましたが、最後には、大学院教育学研究科に居ました。教育学の中の教育哲学・教育史のコースに居ました。日本教育学会の指導層を始め、優れた研究者の多くが、日本共産党員かそれを容認する人たちであります。

 「民間」と「官」を、明確に分け、「民間」を「官」から独立させていました。大田尭が中心でした。この影響力は、大きかったと思います。なお、付け加えておきますと、大田尭は、日本共産党員ではありません。また、教育哲学・教育史のコースであるのに、「史哲」と呼んでいます。東京大学教育学部の伝統になっていると思いますが、近現代日本教育史の中で、教育哲学を考えているのです。「戦後教育改革」の思想を、重んじるようになるのは当然ですね。「民間」の立場に立ち、「戦後教育改革」の思想を重視すれば、日本共産党に近づくことは当たり前ですね。もちろん、ヨーロッパの教育学も、研究されていますが、あくまで、近現代日本教育史の見方を、豊かにするためであると思います。

 「全学連」など、学生運動のことについて、ひと言、付け加えます。「全学連」が60年安保闘争の中で、指導部が、日本共産党から離れました。そこで、「平民学連」という組織が作られ、東京大学教育学部の学生であった川上徹が中心になって、日本共産党が関わる学生運動が、始められました。何ゆえか、私には、全く分かりませんが、川上徹は、その後、日本共産党から除名されています。それはともかく、学生運動においても、日本共産党の影響力は、全国的に見て、東京大学教育学部を通じて発揮されました。

 日本における「教育学」の世界が、日本共産党との強い相互影響下にあることは、東京大学教育学部なしには、考えられません。東京大学の他の学部と、大きく違うのではないでしょうか。他の学部も頑張って欲しいと思います。(経済学部と物理学科と憲法学研究者・歴史学研究者は、既に、相当、頑張っていますね。)

 

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